【会社員向いてない。どうすれば…】メリデメと対処方法をまるっと紹介

【会社員向いてない。どうすれば…】メリデメと対処方法をまるっと紹介

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「私、会社員向いてない」

「仕事のこと考えるのしんどい」

仕事の多様化が進んでいる昨今、当然のように導かれる会社員という働き方について疑問を持つ方も多くなっています。

安定感があり、仕事を教えてもらいながら失敗をフォローしてもらえる「会社員」は魅力的ですが、息苦しさを感じることも。

この記事では、以下の内容を解説します。

  • 会社員に向いてない人の特徴
  • 向いてない時の対処法
  • 会社員のメリット・デメリット
  • 会社員以外の職業

リスクは最大限に抑えつつ、会社員でいることのメリットとしんどさを比較して「自分らしく生きる」ための対処法をとっていきましょう。

この記事を書いた人
  • 精神保健福祉士
  • 勤務実績:就労移行・就労継続B型・児童発達支援・放デイ
  • 現在:精神科クリニックにて相談業務に従事

会社員に向いてる人・向いてない人の特徴

向いてる人

  • 経済的な安定が第一
  • コミュニケーションが得意
  • 人の失敗をフォローできる
  • 決まった枠がないと不安

向いてない人

  • 人の下で働きたくない
  • 納得いかないルールが多い
  • 子育てや介護が大変
  • 人のことを気にしすぎてしまう

向いてる人の特徴

決められたルールや固定された人間関係の中で、周囲との関係性を保ち立ち回れる人が活躍できます。

学歴が良ければホワイト企業に入社できる可能性も高く、環境面での難易度は下がります。

向いてない人の特徴

古い社則や暗黙のルールなど非効率な場合でも、ある程度は許容・順応できないと厳しいです。

出勤やコアタイムなど時間や場所に縛られることも多く、育児・介護との並行は苦労します。

周囲の目や行動を気にしすぎる人・感情の対処が苦手な人もストレスを抱えがちに。

会社員のメリット・デメリット

メリット

  • 毎月給料が入る
  • 社会保険折半や福利厚生がある
  • 仕事を教えてもらえる
  • 税金処理の手間がない
  • 社会的な信頼がある

デメリット

  • 時間が縛られる
  • 人間関係のしがらみがある
  • 倒産や定年がある
  • 望まぬ転勤・異動の可能性
  • 給料アップが弱い

メリット

金銭面では、毎月の固定給保証や社会保険料の折半など安定感があり、税金関係は全て会社がやってくれ勉強いらずです。

福利厚生が充実している会社では、生活の質をワンランク上げることにも。

未経験から手取り足取りで教えてもらえることも多く、給料をもらいながらスキルアップできる点も非常にメリットが大きいです。

安定した収入があれば、社会的な信頼も高くクレジットカードや住宅ローンなども契約できるようになります。

デメリット

時間面では、出勤やコアタイム制度など時間や場所の制限があることが普通で、自分中心の時間軸では動けません

また一部を除き、多くの日本企業は年功序列で昇給額もあまり期待できないことがほとんどです。

急な転勤や望まぬ異動、最悪の場合は自分の知らないところで倒産の話が進んでいる可能性もゼロではありません。

人間関係が固定されていることも多く、関係性が崩れると大きなストレスとなります。

HSP気質の繊細さんかも

「会社員向いてないなぁ」と感じる人の中には、感覚が敏感で感受性が強い人がいます。

「HSP」や「繊細さん」と言われることもあります。

特徴は、状況を読み解いたり空気を読むことに長けていますが、多くのことを読み取り過ぎて疲れてしまいがちなこと。

人当たりは悪くなく上手くバランスをとっているように見えますが、無理をしていることも多いです。

生活しやすくするには、多くの情報や人間関係を自分のキャパに合わせてコントロールすることが重要です。

参考:Wikipedia

会社員に向いてないと思う時の対処法

  • 上司や同僚に相談
  • 部署移動
  • 転職
  • 退職

上司・同僚・友人などに相談

会社を続けるのが辛い…。となった時に、まずしなければいけないのが「相談」です。

その時に業務上の問題なのか、人間関係の問題なのかをハッキリさせます。

業務上のであれば、まずは上司や同僚に限らず社内の話しやすい人に相談し、具体的な対処法を見つけることが重要です。

人間関係の問題なら、自分が話しやすい人に話を聞いてもらいましょう。

視野が狭まっているだけなら、「そこまで考え込むことでもないのかな」と気持ちが軽くなることも少なくありません

相談する上での注意点は、自分の話をきちんと聞き対応してくれるかどうかです。

自分に会社員を継続させる気があって、その環境が整っていればキャリアのステップアップにも繋がります。

身近に相談できる人がいない場合は、地域の精神科医やカウンセラーを頼りましょう。

各自治体のこころの相談窓口も金銭的な負担をかけずに利用できます。

また最近では、心理資格を持つカウンセラーにオンライン相談できるサービスもあります。

部署異動

「今の業務がどうしても自分に合わない」「今の部署の人間関係が悪くて続けられない」ということがあれば、部署やチームの異動を申し出ます。

同じ会社でも少し業務や環境を変えるだけで働きやすくなることがあります。

転職よりも労力が少なく済むため、一度考えてみることを忘れずに。

転職

会社内でのささいな変化では、もはや解決できないと感じる場合や、少なすぎる給料に嫌気がさした場合には転職が有効です。

仕事のしやすさは向き不向きもありますが、職場環境によるところが非常に大きいです。

職種によっても傾向は変わりますが、同じ職種でもそこにいる「人」によって驚くほど違いがあります。

民法上は、労働者は退職を申し入れてから2週間が経過すれば、雇用側の承諾がなくとも会社を辞めることができます。

ただし就業規則等で1カ月以上前に申し出るよう規定されている場合がほとんどで、特別な理由がない限りは就業規則が優先されます。事前に就業規則を確認しておきましょう。

参考:厚生労働省「退職の申出は2週間前までに」

休職

本当に心身が弱っている場合には、会社のことを考えずに済む環境で回復することが大切です。

精神的に辛い場合にも、クリニック等で診断書をもらい会社に提出し休職を申し出ます。

症状によってですが、初回は1カ月~3カ月くらいで診断書を書いてもらえることが多く、病状が回復しなければ期間を延長してもらえます。

休職できる最大日数は企業によって異なりますが、3カ月~3年間の期間が一般的です。

労働基準法上では、業務上の傷病や産前産後による休業期間及びその後30日間は原則として解雇できないことになってます。(労働基準法第19条)

会社員(サラリーマン)以外の職業

誰もが会社員以外にも数多くの選択肢を持てる時代です。

その中でも繊細な感覚を持つ方が、未経験でもすぐに始められる働き方をピックアップしました。

  • WEBライター
  • WEBデザイン
  • Youtube・SNS運用
  • ブログ運営

どれも勉強は必要ですが初期費用が少なく、本業のかたわら副業でもスタートできます。

男性でも女性でも、子育て中でも介護中でも、自分のペースで働けることが魅力。

初心者だと収益を伸ばすまでに時間はかかりますが、スキルを身に付けるごとにきちんと収益もついてきます。

人間関係は自分のキャパに合わせられること、働く時間や場所を自分で決められることなどがメリットで、ハマる人はハマります。

ただし甘い言葉で誘う高額な情報商材には気を付けてください。

初心者のうちは無料で手に入る情報や、信頼のおける書籍で十分にアウトプットできます。

金銭的に負担が大きくなる情報商材は、自分で収益が出せるようになってから再度検討することをおすすめします。

体力に余裕がある時が前提ですが、会社員以外で興味があるものがあれば一度経験してみると新しい道が開けるかもしれません。


まとめ

「会社員つらい」「向いてない」と思ったときに、まずは原因となる問題が業務上の問題からきてるのか、人間関係からきてるのかをはっきりさせることでその後の対応が変わります。

自分の弱さを相手に見せることには勇気がいりますが、身体の外に悩みを出すだけでも心が軽くなることがあります。

身近な人に相談できなければ、精神科医やカウンセラーに加えて公共機関も頼ることもできます。

相談しても問題が解決しない場合には、環境を変える必要があるため転職等を考えましょう。

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